Life is Macrobiotic🌼「禊(みそぎ) 」

Life is Macrobiotic🌼「禊(みそぎ) 」

　「エ～イッ❗」精一杯気合いを入れ、清洌な水に入ります。

禊(みそぎ)の行法に基づく一連の「鳥船(とりふね)」の所作を行ってからという順序を踏んでからです。

　禊場へ向かう前には、所作を導く道彦(みちひこ)様の講義があります。
　本日(12月10日)は、白山比咩神社で「祓研修」があり、筆者も参加させて頂きました。
　一般向けに三ヶ月に一度催されますが、毎月15日には早朝７時から神職の方々が行い、一般も参加可能としています。

　計15名(男10名、女５名の内２名見学)でした。
　詳細はまたにしますが、特に男は経験するとよろしいでしょう(無論体調不良の方は足元の食改善が先)。何れにせよ自己責任です。

　因みにヒトの生理からいえば、男は時には冷やしたほうがよいとされ、精子は解糖系生命体でもあり、寒さの中で子孫繁栄を願うお祭りが伝わるのも意味があります。

　神道に確定的な教義はないと云われますが、教えて頂いた「敬神生活の綱領」は感銘深きものです。

　自然から産まれた一生命として、多くの命と繋がり使命を全うして生きるモラルのもとに続いてきた、悠久の歴史があるといえるでしょうか。

　一、神の恵みと祖先の恩とに感謝し、明き清きまことを以て祭祀(さいし)にいそしむこと

　一、世のため人のために奉仕し、神のみこともちとして世をつくり固め成すこと

　一、大御心(おおみこころ)をいただきてむつび和(やわ)らぎ、
国の隆昌(りゅうしょう)と世界の共存共栄とを祈ること

　また、拝受した「神拝詞」の中の以下の言葉にも大切な事を深く感じます。

　食前感謝　静座
　　　一拝一拍手

　　たなつもの

　　百(もも)の木草(きぐさ)も あまてらす

　　日(ひ)の大神(おおかみ)の めぐみえてこそ

　　　～いただきます～

　食後感謝　端座
　　　一拝一拍手

　　朝よひに

　　物(もの)くふごとに 豊受(とようけ)の

　　神の恵みを 思へ世の人

　　　～ごちそうさま～

　世界各国の人々の生きる礎となる哲学ともいえる宗教には、生命の礎となる「食」の規範や戒めが少なくありません。

　「禊(みそぎ)」は、原点となる大切な事に気づかせてもらう機会でもあり、心新たに進む神力を得ることにもなるでしょう。

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